福を授かろうと、まわし姿の男たちが宝木(しんぎ)を奪い合う金山寺会陽が昨夜(1日)、岡山市北区で行われました。

雪が舞う午後10時、宝木が投下されました。

金山寺会陽は、約1300年前の創建以来伝わる伝統行事で、まわし姿の男たちが福を求めて宝木を奪い合います。

今年は、約400人の男たちで争奪戦が行われ、“會陽 梶原グループ”の9人と“寺坂グループ”の10人が福男に選ばれました。

(會陽 梶原グループ 山本真也さん)
「感無量です。無我夢中で行った感じです」

(寺坂グループ 牧野匡洋さん)
「厄難とか禍が無かったらいいと思います」

岡山では、今月(2月)15日に西大寺会陽が行われ、春に一歩近づきます。