気象庁によりますと、2月4日頃から7日頃にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となるため、北日本から東日本にかけての日本海側や西日本を中心に荒れた天気となり、大荒れや警報級の大雪となる所があるということです。平地でも大雪となるおそれがあり、冬型の気圧配置が予想より強まった場合は、海上では大しけとなる可能性があるということです。大雪による交通障害や農業施設への被害、ふぶきや吹きだまりによる交通障害、高波に注意・警戒し、なだれにも注意が必要です。
気象庁によりますと、2月4日頃に低気圧が日本の東を発達しながら北上し、7日頃にかけて日本の上空には「この冬一番の強い寒気」が流れ込み、強い冬型の気圧配置となる見込みです。
このため北陸地方は4日頃から、荒れた天気や大雪となり、平地でも大雪となるおそれがあるということです。さらに5日頃からは、大荒れや警報級の大雪、海上では大しけとなる所がある見込みです。
大雪による交通障害や農業施設への被害、ふぶきや吹きだまりによる交通障害、高波に注意・警戒が必要です。なだれにも注意してください。
また、気象庁は1月30日に、北陸地方をはじめ、東北、関東甲信、北陸、近畿、中国地方に「低温と大雪に関する早期天候情報」を発表しました。これは、この時期としては、10年に1度程度しかおきないような著しい低温になる可能性、降雪量がかなり多くなる可能性があるときに発表されるのもので、北陸地方では、2月4日頃からは冬型の気圧配置が強まるため、気温はかなり低く、降雪量はかなり多くなる可能性があるとしています。農作物の管理や水道管の凍結などに注意するとともに、除雪などの対応に注意が必要です。
【北陸地方】
2月5日頃から かなりの低温(5日間平均気温平年差 -2.0℃以下)
2月5日頃から 大雪(5日間降雪量平年比 209%以上)
この期間の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下のとおりです。
地点 平年値
相川 6センチ
新潟 11センチ
津川 42センチ
長岡 33センチ
守門 63センチ
高田 30センチ
関山 59センチ
津南 63センチ
伏木 16センチ
富山 19センチ
砺波 28センチ
猪谷 43センチ
輪島 9センチ
七尾 13センチ
金沢 12センチ
白山河内 34センチ
福井 13センチ
九頭竜 45センチ
敦賀 10センチ
小浜 14センチ