九州北部地方では、4日から冬型の気圧配置が強まり大雪のおそれがあります。寒気の南下が予想よりも強まった場合は警報級の大雪となる可能性があります。

気象庁によりますと、4日は低気圧が日本の東を発達しながら北上し、6日頃にかけて日本の上空にはこの冬一番の強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となるでしょう。
このため九州北部地方では、平地、山地ともに大雪となるおそれがあり、寒気の南下が予想より強まった場合は、警報級の大雪となる可能性があります。
また、気温が平年よりかなり低くなる所があるでしょう。

積雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理に注意・警戒してください。また、水道管の凍結などに注意してください。

4日から7日頃にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置になる見込みで、四国地方は大雪や荒れた天気となる所があるでしょう。

4日に低気圧が日本の東を発達しながら北上して、7日頃にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みで、四国地方の上空約1500メートルには、氷点下12度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込むでしょう。
このため、四国地方では大雪や荒れた天気となる所があり、冬型の気圧配置や寒気の南下が予想より強まった場合は、警報級の大雪となるおそれがあります。

大雪や雪を伴った強風により、交通機関などに影響が出るおそれがあります。

九州南部では1日夜のはじめ頃まで、奄美地方では1日夜遅くまで、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。

九州南部・奄美地方では、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
このため、九州南部では1日夜のはじめ頃まで、奄美地方では1日夜遅くまで局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。

注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風、急な強い雨
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

続いては雪雨シミュレーションを見ていきます。