県警と東北大学が次世代放射光施設「ナノテラス」を活用した捜査の支援や人材育成などに関する協定を結びました。

県警本部で31日行われた締結式では、細田正県警本部長と東北大学の冨永悌二学長が協定書に署名しました。協定では次世代放射光施設「ナノテラス」を犯罪捜査に活用することや研究者の交流を含めた人材育成を目指します。

東北大学の青葉山新キャンパスにある「ナノテラス」は物質を原子レベルまで観察することができる施設です。

県警は、現場に残された微細な物質を解析する科学捜査での活用を予定していて捜査能力の向上につながると期待しています。