熊本大学は同僚を中傷する内容をSNSに書き込むなどのハラスメントをしたとして、40代の准教授を停職処分としました。
きょう(1月31日)付で停職2か月の懲戒処分を受けたのは、熊本大学大学院の人文社会科学研究部に所属する40代の准教授です。
熊本大学によりますと、准教授は同僚を中傷する内容をメールで本人や関係者に送ったり、SNSに書き込んだりしていました。
またこの同僚に対し、「イベントの参加代」として金銭を要求したこともあったということです。
2022年3月にこの同僚から大学のハラスメント相談員に相談があり、発覚しました。熊本大学は「個人が特定される可能性がある」として、准教授の氏名や性別、年齢などを公表していません。
熊本大学の小川久雄(おがわ ひさお)学長は「今回の事態を真剣に受け止め、引き続きハラスメントの防止などに取り組むとともに、再発防止と信頼回復に努める」とコメントしています。














