抗がん剤治療へのためらい、その理由は
佐々木弥生さん:
「きょうは、抗がん剤をやるかどうかの大事な話をしに通院で来ました」
手術をしましたが、現在も治療は続けています。

東北大学病院総合外科乳腺・内分泌グループ 原田成美医師:
「どれぐらい副作用出るかも個人差あって…」
抗がん剤治療にはためらいがあります。バレエの基本はアップスタイル。副作用が出て髪が抜けてしまうのが気がかりです。

佐々木弥生さん:
「4月の下旬ぐらいまでは一応シーズンなんですね。ぎりぎり5月のはじめから抗がん剤を始めたいっていうのはどうなんでしょう…」
原田成美医師:
「手術から期間があいているのがちょっと気がかりなところではあるんですよね…」
佐々木弥生さん:
「治療の合間でアメリカに戻って踊りたい」

頭をよぎるのは大好きなバレエのことです。
原田成美医師:
「なるべく早く終わったら帰りたい?」
佐々木弥生さん:
「帰りたい」