長野県内の伝統工芸品を一堂に集めた展示会が、松本市で開かれています。
美しく仕上げられた漆器に、精巧な、組子細工。
松本市の井上百貨店で29日から始まったのが、「長野県伝統工芸品展」です。
今年で40回目となる展示会で、県内24の産地から集められた伝統工芸品を、購入することができます。
飯山市の小沼(おぬま)地区で作られる「小沼ほうき」は、豪雪地の冬の間の手仕事として作られてきたもので、地元でとれたホウキグサを1つずつしっかりと編むため、丈夫で長く使えるのが特徴です。
小沼ほうき振興会 野口さん:
「用途に合わせて、薪ストーブの灰を集めるのに使いたいという方もいるし、コーヒーの粉を掃く、車のダッシュボードでも、見た目もかわいいので、何でも使ってくれる方に使ってもらえればいい」
普段は、なかなか目にすることのできない職人による実演も見どころです。
白い布に、丁寧に下絵を描くのは「信州手描(てがき)友禅」の職人・木村不二雄さん。
木村さん:
「この中にのりが入っていて、輪郭を先に書いて、その中に小さいハケで色を染めていくんですよ」
自然豊かな信州だからこその特徴も。
木村さん:
「色も自然のものからとった色を使っているので、それが優しさとか柔らかさが出てくるのが特徴です。なるべくとにかく知ってもらいたいという思いでやっています」
職人のこだわりも感じられる「長野県伝統工芸品展」は2月3日までで、1日と2日には作品作りを体験できるワークショップも行われます。
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