大手ゼネコンの清水建設は、4月1日付で、副社長の新村達也氏が社長に昇格する人事を発表しました。社長の交代は9年ぶりです。
清水建設 新村達也 次期社長
「目指していきたいのは原点回帰です。品質やコスト、工程への徹底したこだわりを通じて、原点である建設事業を立て直していく」
清水建設が4月1日付で社長に昇格すると発表したのは、副社長の新村達也氏(63)です。
新村氏は1984年に入社し、国内外の商業施設や発電所など建築部門を中心に幅広い事業を手掛けてきました。
清水建設をめぐっては、新型コロナや建築資材の高騰で収益が悪化し、2023年度の通期決算では、上場以来、初めて営業赤字となっていました。
一方、今年度は業績回復の見通しが立ったことから、9年ぶりの社長交代で経営陣の若返りを図り、国内外での収益を拡大させていく狙いです。
また、新村氏は人的資本投資を強化する考えも示し、来年度の賃上げについて「最終的な結論は出ていない」とした上で、「昨年度(5.7%アップ)並みの対応をしたい」と明らかにしました。
今後、井上和幸社長(68)は代表権のある会長に就くほか、宮本洋一会長(77)は代表権のない相談役に退きます。
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