埼玉県で起きた下水道管の破損などが原因とみられる道路の陥没を受けて、岡山の少なくとも3つの自治体がきょう(31日)までに、下水道管に異常がないか自主的に調査を行ったことが分かりました。いずれの自治体でも異常は確認されなかったということです。

今月28日に埼玉県八潮市で起きた道路の陥没を受けて国土交通省では全国の自治体に、1日の最大処理量が30万立方メートル、直径が2メートル以上の下水道管の点検を要請しています。
岡山県と香川県には緊急点検の対象となる下水道管はないものの、RSKがきょう(31日)岡山・香川のすべての自治体に取材したところ、28日以降、きょうまでに赤磐市・笠岡市・吉備中央町の少なくとも3つの自治体が、自主的に下水道管の点検を行ったことが分かりました。いずれも道路の陥没に影響するような異常は見られなかったということです。
また、岡山・香川のほかの自治体も定期点検を行った時点では下水道管に異常はみられなかったということです。