仙台市若林区の国道4号にある東北最大の交差点「箱堤交差点」をまたぐ立体道路が完成しました。2月8日から通行できるようになり、交差点で発生する渋滞の緩和や事故防止への効果が期待されます。
渋滞が起きていた「箱堤交差点」
後藤舜キャスター:
「令和元年度から始まった箱堤交差点の立体化事業ですが、今月高架橋が完成し来月通行できるようになります」
公開されたのは、仙台市若林区の箱堤交差点をまたぐ立体化した道路です。

箱堤交差点の立体化事業は国道4号「仙台バイパス」の拡幅事業として2019年度から行われ区間は、苦竹ICから卸町交差点までの1.4キロ、総事業費は120億円です。

箱堤交差点は、国道4号の上りが8車線、下りが7車線あり、それぞれに交わる市道も5車線ある東北最大の交差点です。国道4号沿いには物流拠点も立地しているため、多い日には、1日8万台の交通量があり大規模な渋滞の発生が課題となっていました。

仙台河川国道事務所 鳴海芳紀副所長:
「今回の立体化で交通渋滞の緩和や物流の円滑化も期待されている」