魅力あるまちづくりに貢献した建物などを称える「岡山市景観まちづくり賞」の表彰式が岡山市役所で行われました。

「景観まちづくり賞」は、美しく風格ある景観づくりを進めようと、岡山市が1972年に始めたものです。今年は15件の応募の中から2件が選ばれ、きょう(31日)建築主らに表彰状が贈られました。

受賞したのは、木材を活かした入り口や瓦屋根など、用水が流れる歴史的な風景が残る周囲の景観に配慮した安藤工務店 設計・施工の「雄町の平屋」と、

温かみのあるアースカラーの外観などで楽しさを演出した無有建築工房による設計の「大元こども園」です。

(無有建築工房 竹原義二さん)
「子どもたちが自分で体感と経験と世の中の美しさを知っていくことができるのが大事」

岡山市は今後もこの賞を通じて市の魅力向上に努めていきたいとしています。