物価高騰の緊急対策として山梨県が行う生活困窮世帯への灯油券の配布が始まりました。

県は物価高騰の緊急対策として、今年度 県内で住民税が非課税のおよそ8万3000世帯に対し、ポリタンク2本分にあたる36リットル分の灯油を指定のガソリンスタンドで交換できる助成券を31日から配布しています。

申請は各市町村の社会福祉協議会を通じて行われ、このうち甲府市の社協ではあさから多くの人が灯油券と引き換えるための申請に訪れていました。
申請に訪れた人:
「灯油ガソリンが高いのでこういうのがあるとうれしい」
「ファンヒーターを使っているが、灯油を入れないとダメで、ガスだと火力が弱い。灯油で(費用が)ガンガンかかるのでありがたい」
職員:
「非課税証明書を持ってきてないですよね」
申請に訪れた人:
「うん」
職員:
「もう1回行っていただかないと証明書」
申請には非課税証明書が必要ですが、持参していない人が券を受け取れずに引き返す場面も多く見られました。
灯油券の配布は来月末まで、ガソリンスタンドでの引き換えは3月21日までです。