去年4月に採用され、宮城県警察学校での訓練を終えた新人警察官の卒業式が31日、行われました。

県警察学校で行われた卒業式には、去年4月に採用された18歳から28歳の新人警察官38人に卒業証書と辞令が手渡されました。

細田正県警本部長が「県民が真に期待する良識と実力を兼ね備えた警察官に成長してもらいたい」と励ましました。

これに対し、富樫勝巡査が決意を述べました。

塩釜警察署配属 富樫勝巡査:
「正義を貫く強さと心から寄り添う優しさを持った警察官として職務を全うしていくことを固く誓います」

仙台北警察署配属 門脇杏珠巡査:
「これから現場に出るということで期待で胸がいっぱい。困っている人を助けられる思いやりのある優しい警察官になりたい」

基礎的な教養や訓練などに励んできた新人警察官は、県内10の警察署に配属されて、4か月間の交番での勤務に臨みます。