防災の大切さを世界に発信する「世界防災フォーラム」が今年3月、仙台で開かれます。今回のテーマは「気候変動」で初めて東日本大震災を題材にした映画の上映も行われます。

世界防災フォーラムは、国の内外から集まった参加者が東日本大震災を教訓に防災の課題や解決策を話し合うもので、2年に一回、仙台で開かれます。

30日は実行委員会の会議があり、フォーラムの概要が発表されました。4回目となる今回のテーマは「気候変動」で、災害リスクを減らすためどのような行動をすべきか議論を通じて考えます。

世界防災フォーラム 小野裕一代表理事:
「気候変動に関しては皆さん、私も含めて不安に思っていると思う、これからどうなってしまうの、というところ。それに対してどういう解決策があるのかを皆さんで築き上げて、発表していくと少し安心できるんじゃないかと」

また防災をより身近に感じてもらおうと、初めて東日本大震災を題材にした映画の上映や防災食や防災グッズを体験するフェスティバルなども行われます。

世界防災フォーラムは、3月7日から9日まで仙台国際センターと仙臺緑彩館で開かれます。