■きょうも何処かで...「車上荒らし」防ぐためには?

岡山県警によりますと、岡山県で今年8月末までに起きた「車上荒らし」は212件と、去年の同じ時期に比べ30件近く増えています。


(岡山県警察本部生活安全企画課 山本直希警部)
「例えばガラスを割る専用の器具とか、そういったものを犯人は悪用してガラスを割っているのではないかと考えています」

無差別で被害に遭うと思われがちな「車上荒らし」ですが、対策があるといいます。





(岡山県警察本部生活安全企画課 山本直希警部)
「『車内に貴重品を置かない』ということは守っていただければ、と思うんですが、バッグや財布類、ゴルフバックや釣り竿など、いわゆる貴重品ですね、換金してどこかに転売できるものというのは狙われる可能性がありますので、見える位置には絶対に置かないようにしていただくのが、対策としては有効かなと思います」
■「無施錠」は危険!わずかな時間でも施錠を

さらに被害者のおよそ6割が『カギを開けっ放しにしていた』ことから、『わずかな時間でも必ず施錠をすること』が被害防止に繋がると言います。


万が一、被害に遭ってしまった場合はどうすればいいのでしょうか?
(岡山県警察本部生活安全企画課 山本直希警部)
「何か荒らされた跡を見つけることがあるかもしれません。そういったときには、なるべく車の中に触れたりせずに、すぐ警察を呼んでいただきたいと思います。警察が現場に来るまでの間は誰も触らないように、現場を保存していただければ非常に助かります」