優れたデザインの福島県産品を表彰するコンテストの表彰式が29日、福島市で開か、グランプリには会津若松市の漆器店がつくった環境にやさしいコップが選ばれました。

「ふくしまベストデザインコンペティション」は福島県産品の商品力強化を目指して開かれ、放送作家の小山薫堂さんやタレントの眞鍋かをりさんなど8人が審査員となって商品とパッケージのデザイン、ネーミングの3つの観点から審査しました。

今回166点の応募からグランプリには会津若松市の三義(さんよし)漆器店が作ったサトウキビのでんぷんなど土にかえる素材の生分解性プラスチックでつくったコップ「なん度も使えて可燃ごみに出せるペコペコしないサトウキビなコップ」が輝きました。

三義漆器店 曽根佳弘 社長
「技術と技術のコラボレーションなどで新しいイノベーションを生み出せていけたら福島はもっともっと盛り上がると思う、その一助になればと思っています」

賞を受賞した商品は今後、販売会を行い販路を広げていくことにしています。