今月24日に山口県警周南警察署で保護されていた男性(40代)が、病院に運ばれ死亡したことについて、死亡した原因は頭蓋内損傷だったことが29日、分かりました。
警察によると24日午前6時45分ごろ、周南市内で「民家の敷地で男性が寝ている」と通報がありました。男性は泥酔状態で、歩行もできないことから、警察署で保護していました。その後午後2時半ごろに警察官が確認したところ、呼吸はあるものの呼びかけに反応がないことから、病院に救急搬送されましたが、死亡しました。
周南警察署は「警察官が保護する前に、何らかの原因で頭に衝撃があった」としていて、通報当時男性は呼びかけに反応があったことや、防犯カメラの映像を総合的に判断し「現時点で事件性は薄い」とみています。また保護体制については「問題なかった」としています。