高病原性鳥インフルエンザが確認された盛岡市の2つの養鶏場では、29日午前9時までにニワトリおよそ66万2000羽全ての殺処分が終了しました。

養鶏場での高病原性鳥インフルエンザの発生が相次いでいる岩手県内では、22日に盛岡市の2つの養鶏場で今年に入り4例目と5例目となる感染が確認されました。
県によりますと29日午前9時までに残っていた4例目の養鶏場の殺処分が終了したことで、2つの養鶏場で飼育されていたおよそ66万2000羽の全ての殺処分が完了しました。
埋却作業含めた防疫措置も31日までに終了する見込みです。

また、県内2例目の発生となった軽米町の養鶏場の防疫措置では、29日午前0時に養鶏場から半径3キロ以内で規制されていたニワトリやタマゴなどの移動の制限が解除されました。