中部空港で計画されている新しい滑走路の事業費が、当初の1.5倍を超える見込みであることが分かりました。

中部空港では老朽化した滑走路の大規模改修や空港の24時間運用を目的に、現在の滑走路の東側に新しく「代替滑走路」を整備する計画が進んでいます。
27日に開かれた土木や交通の専門家による事業評価委員会で、当初145億円と見込んでいた事業費が1.5倍を超える226億円になる見込みだと明らかになりました。

人件費や資材の高騰に加え、去年1月に羽田空港で起きた日本航空機と海上保安庁機の衝突事故を受け、工事エリアに航空機が誤進入を防ぐ安全対策費が必要になったためということです。
工期に変更はなく、来年度に着工し2027年度の供用開始を目指します。














