日向市では南海トラフ地震を想定した「総合防災訓練」が、行われました。
南海トラフ地震が発生した場合、県内で最も多い死者数が試算されている日向市。訓練は、震度7の地震が発生し、大津波警報が発令されたとの想定で行われ、自衛隊や消防など16の機関と市民らあわせて、およそ2500人が参加しました。
訓練では警報発令とともに住民が、高台に次々と避難。
一方、海岸では、防災ヘリあおぞらによる救出訓練などが行われました。
また、市内の体育館では、図上訓練も行われ参加者が、地図の上に注意することなどを書いていきました。
(参加者)「参加したことによって(防災)意識が高まったと思います、防災グッズの再点検もしておかなければいけないと思いました」
今月、県内では最大震度5弱の地震が発生したばかりで日向市では、訓練を通して防災意識の高揚と連携強化を図りたいとしています。