JR長野駅前で、男女3人が男に刃物で刺され、男性1人が死亡した事件で、犯人とみられる男は犯行前、駅近くの地下通路を通っていたとみられることがわかりました。
今月22日の午後8時すぎ、JR長野駅前のバス乗り場近くで男女3人が刃物で襲われ、市内の49歳の男性が死亡し、2人が重軽傷を負いました。
男は犯行のおよそ1時間前から駅の周辺にいたとみられ、捜査関係者によりますと、駅近くの地下通路の防犯カメラにも男によく似た人物が映っていたことが新たにわかりました。
警察は男が犯行の機会をうかがっていた可能性もあるとみていて、引き続き防犯カメラの捜査を中心に男の行方を追っています。
一方、警察が設置したフリーダイヤルには、25日午前中までにおよそ240件の情報が寄せられました。
内容としては「似ている人を見た」「知り合いに似ている」などというもので、警察は回線を増やして引き続き「0120ー007ー285」で情報の提供を呼びかけています。
画像提供 長野県警