役目を終えた筆に感謝する「筆供養」が25日、愛媛県西条市内の神社で行われ、書道愛好家らが書の上達を願いました。

西条市の伊曽乃神社では、学問や書の神様として知られる菅原道真公を祀る初天神祭に合わせ、毎年、「筆供養」を行っていて、文具店や書道愛好家らが役目を終えた筆を持ち寄りました。

神事の後、宮司が梅火鉢に火を入れ、納められた筆を次々と焚き上げていきました。

今年、持ち寄られた筆の数は、去年と同じ大小合わせておよそ500本で、参加した人たちは、燃え上がる炎を見つめながら筆への感謝と書の上達を願っていました。

25日焚き上げられた筆の灰は、境内の筆塚に納められます。