2024年6月から7月にかけて、静岡県藤枝市の60代の女性が内閣府職員などを名乗る男らから現金約3500万円と80万円分のプリペイドカード利用権をだまし取られる詐欺事件がありました。

詐欺の被害にあったのは、藤枝市に住む無職の60代の女性です。

警察によりますと、2024年6月頃に女性の携帯電話に通信事業者を名乗る男から「あなたが間違えて携帯電話のボタンを押したことにより料金が発生している」などという電話がありました。

その後、内閣府職員を名乗る男から「あなたの名前が流出して犯罪被害に巻き込まれた人がいる」「示談をするために弁済する必要がある」と電話があり、さらに警察を名乗る男からも「犯罪に加担していないことを証明するため科捜研でお金を調べる必要がある」などと電話があったということです。

女性は7月中旬までに80万円分のプリペイドカード利用権を譲渡し、十数回に渡り複数の口座に現金計約3500万円を振り込みました。

その後、女性のもとに金融機関から「不審な取引がある」と連絡があり、心配した女性が警察に相談したことで事件が発覚しました。

警察は「事件の捜査のためにお金の振り込みや送付を要求することはありません」と注意を呼びかけています。