2017年、宮城県丸森町の男性職員が町議会議員からパワーハラスメントとみられる行為を受け、適応障害と診断されていたことがわかりました。町議会は24日、調査特別委員会を設置することを決めました。
24日は、丸森町議会の全員協議会が非公開であり保科郷雄町長や町議会議員ら17人が、町議のパワハラとみられる行為について対応を話し合いました。

関係者によりますと、2017年2月、当時、保健福祉課に務めていた50代の男性職員が窓口で町議に対応したところ、「横着だ。そんな対応がいいと思っているのか」などと叱責されてその後、適応障害と診断されました。
丸森町議会 佐藤吉市議長:
「内容としては私たちが全然知らなかった経緯等々もあったので、今後執行部と相談しながら(調査の)時期を検討していきたい」

男性職員は町に相談したものの、町は議会に抗議しませんでした。24日の全員協議会では、この問題の調査特別委員会の設置を決定し今後、パワハラの有無などについて調査することになりました。