■プロ野球 楽天2-5オリックス(2日・楽天生命パーク)

パ・リーグは全チームの最終戦が行われ、2位・オリックスが最終成績で首位ソフトバンクを抜き、昨年に続き球団14度目のリーグ優勝を達成した。2連覇は95年・96年(仰木監督時代)以来、26年ぶりの快挙。19年、20年と最下位に沈んだオリックスは、昨年中嶋聡監督が就任してから2年続けてのリーグ制覇となった。

最終戦を終え、両チームは76勝65敗2分で勝率.539と全くの同率となったが、今季直接対決でオリックスが15勝10敗と勝ち越していたため、オリックスが大逆転優勝を決めた。

オリックスは首位ソフトバンクと1ゲーム差でこの日を迎え、優勝マジック1のソフトバンクは、勝つか引き分けでも優勝が決まり、一方オリックスの優勝は、勝利かつソフトバンクが負けた場合のみという厳しい条件だった。オリックスは5回に2点ビハインドをひっくり返し、そのままリードを守り切り先に5-2で勝利を決めた。ソフトバンクはロッテと対戦し2点リードから6回に逆転され、3-5で敗退。

最終日、4位・楽天と対戦したオリックスは、両チーム無得点の4回、先発の田嶋大樹が島内、辰巳の連打を浴び、炭谷への四球でピンチを招くと、2番手・比嘉に交代。無死満塁の場面でギッテンスの2点タイムリーで0-2と先制を許した。

打線は直後の5回、楽天の先発・田中将大に対し、頓宮、紅林の連打から代打・山足が四球を選ぶと、無死満塁から伏見、福田の連続タイムリーで3-2と逆転に成功。

投手陣は5回、宇田川が2死一・三塁のピンチを招くも先制打のギッテンスをセカンドフライに抑えた。6回と7回は山﨑がヒット1本を許すが無失点、8回はワゲスパックが3者凡退に抑えた。

9回は1死二・三塁から伏見の2点タイムリーで5-2と突き放し、最後は阿部翔太が3人で締めた。その直後、ソフトバンクの負けが決まり、中嶋聡監督は胴上げで5回宙に舞い、球史に残る大逆転優勝の喜びをチームメイトと分かち合った。

8年前の14年は、最終戦の10月2日にソフトバンクにサヨナラ負けで優勝を逃していた。ちょうど8年後のこの日、同じく最終戦で雪辱を果たし、直接対決ではないが、最後の最後で追いつき連覇を成し遂げた。オリックスは2年連続の日本シリーズ出場に向け、10月12日からクライマックスシリーズ・ファイナルステージに挑む。