北朝鮮による拉致被害者の救出を訴える「国民のつどい」が2日米子市で開かれ、拉致被害者・松本京子さんの兄、孟さんらが一刻も早い解決を訴えました。
拉致被害者・松本京子さんの兄 松本孟さん
「妹がいなくなって45年がたちました。今年は何かいいことあるのではないかと誕生日のケーキをはずみました。」
拉致問題を担当する松野博一内閣官房長官が出席して開かれた「国民のつどい」では、松本京子さんの兄、孟さんらが問題の早期解決を訴えました。
松本京子さんは1977年10月21日、北朝鮮に拉致されてから今年で45年となります。
国民のつどいを前に、松野官房長官は孟さんらと拉致現場を視察に訪れました。
松野博一 内閣官房長官
「今なお多くの方々がご家族と再会を果たすことが出来ないことを本当に申し訳なく思っております。すべての拉致被害者の1日も早い帰国実現に向けあらゆるチャンスを逃すことなく全力で行動していく決意であります」
また、特定失踪者で鳥取県伯耆町出身の上田英司さんや日南町出身の古都瑞子さんの家族も拉致問題の解決を訴えました。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









