23日夜、那覇市の県道を横断していた68歳の女性が軽乗用車にはねられる事故があり、女性は外傷性くも膜下出血や腕の骨折などの重傷を負いました。運転手の男性からは基準値の5倍を超えるアルコールが検出されています。

警察によりますと23日の午後8時前、那覇市小禄の県道7号線で、豊見城市方面に直進していた那覇市の会社員の男性(57)が運転する軽乗用車が、道路を左側から歩いて横断していた女性(68)をはねました。

女性は全身を強く打って病院に運ばれていて、外傷性くも膜下出血や左腕の骨折など重傷です。

運転手の男性にけがはなく、事故後の取り調べで基準値の5倍を超えるアルコールが検出されたということです。

男性は酒を飲んだことについて認めているほか、事故については「気づくのが遅れた」と話しているということです。

警察は、過失運転傷害や道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いも視野に、男性に任意で話を聞くなどして事故の原因を調べています。