日本酒の「獺祭」で知られる岩国市の旭酒造が、ことし6月1日から社名を「獺祭」に変更すると発表しました。
新たな社名は「株式会社 獺祭」で、英語名はローマ字で「DASSAI」と表記します。社名変更の理由については「海外への浸透をより加速させ、ブランドとしての認知を強化するため」としています。

旭酒造は2023年9月、アメリカでニューヨーク蔵が稼働し、海外市場の拠点となっています。昨年度の売り上げは195億円でしたが、今後は1000億円を目指すとしていて、そのうち海外の売り上げは700億円を想定しています。
国内では今年、新しい酒蔵の着工に入るほか、宇宙で獺祭を造る計画も進めていて、今年後半にも原料となる酒米やこうじ、水などを載せたロケットの打ち上げを目指したいとしています。