韓国の尹錫悦大統領を罷免するかどうかを決める弾劾審判に、「非常戒厳」の宣言を尹大統領に進言したとされる前国防相が証人として出廷しました。

先月の非常戒厳宣言をめぐって、国会が尹大統領を弾劾訴追したことを受け、韓国の憲法裁判所は尹氏を罷免するかどうかを決める弾劾審判を行っています。

4回目の弁論がきょう開かれ、尹氏も前回に引き続き出廷。「非常戒厳」の宣言を尹氏に進言したとされる金龍顕前国防相の証人尋問に参加しました。

金前国防相は「非常戒厳が失敗した理由は何か」と国会側に聞かれると、「多数派の政党の凶悪さについて警鐘を国民に十分鳴らしたという面では、失敗だったとは思わない」と答えました。

尹氏も国会側に反発し、「失敗した戒厳ではない。私の予想よりも早く終わった」と発言しました。