静岡県沼津市で整備中のごみの中間処理施設の土壌から、基準値を超えるダイオキシン類が検出され、市は除去に向けて対応する方針を明らかにしました。
沼津市によりますと、過去に使用されていたごみ焼却施設の跡地に、ごみピットと呼ばれる焼却前のごみを貯めておく場所が残されていることが2024年4月の調査で分かりました。
その後、土壌調査を行い、ピット内の土から基準値の16倍となるダイオキシン類やヒ素、鉛といった有害物質が検出されたということです。
コンクリートの構造物で囲まれていて、周辺に有害物質が流出する危険性は低いとされていますが、市は専門家に意見を聞き安全性の確認を進める方針です。
処理作業は2025年度の早い時期の開始を目指しています。ダンプカーなどで汚染された土壌を搬出し、専門施設で無害化処理が行われる予定です。市は今後、周辺住民への説明会を開くなどし、不安解消に努めるとしています。
注目の記事
うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

