仙台市交通局は、バス事業の経営悪化に伴い、今年4月のダイヤ改正で市バスの平日の運行を1日あたり82便減らすことを決めました。減便は、3年連続です。

仙台市交通局によりますと、今年4月のダイヤ改正で市バスの全44路線のうち16路線の平日ダイヤを対象に1日82便、減らします。

減便は3年連続で、時間帯別では午前9時から午後3時までの「日中」が38便、「朝」の通勤・通学と「夕方」の帰宅時間帯にそれぞれ15便、「夜」が12便、「深夜」に2便減らします。土曜・休日は、減便しないということです。

仙台市バスは4年連続で全路線で赤字となるなど厳しい経営状況が続いています。市交通局は来年10月からは市バスの運賃を15%を目安に引き上げることにしています。