岡山県庁で南海トラフ地震を想定した地震対応訓練が行われ、県や市町村の職員らが対応を確認しました。

訓練は和歌山県沖でマグニチュード8以上の巨大地震が起きた想定で行われました。
「津波の到達時間までに何をするかというのを各班はよく考えて行動に移してください」
訓練の参加者はあわせておよそ750人。消防や自衛隊などに加え各市町村とも連携し、地震や津波による被害状況の把握や、孤立集落が発生した時の対応などを確認しました。
(伊原木隆太岡山県知事)
「訓練の時は本番のように、本番の時には訓練のように、実際に災害が起きた時にできるだけ的確に対応できるようにしたい」
南海トラフ地震は今後30年間の発生確率が80%程度に引き上げられるなど切迫性が高まっていて、岡山県は「県民にもいつでも逃げられる準備をしておいてほしい」と呼びかけています。