新年度から一部の学科を男女共学化する山口県山口市の中村女子高校で21日、共学に向けた初めての一般入学試験があり、約50人の男子生徒が受験しました。
中村女子高校で行われた一般入試では、約300人が受験しました。中村女子高校は新年度から、一部の学科を共学化することにしています。共学に向けた初めての一般入試は、男子生徒およそ50人が受験しました。
中村女子高校は1867年に創立され、現在、県内唯一の女子高ですが、新年度から看護科・調理科・福祉科の3学科が男女共学となり、学校名は「山口中村学園高校」に変更されます。2026年度からは普通科と商業科も加わり、5つの学科すべてで男女共学になります。
鶴永幸彦校長は「男子が約50人も志願したのは想定以上」としていて、男子トイレを増やすなど、男子生徒を迎える準備を進めたいと話していました。