フィリピンの捜査当局は20日、軍事基地に関するデータなどを違法に収集したとして、中国人ら3人をスパイ容疑で逮捕したと発表しました。
フィリピン国家捜査局は、中国軍が運営する理工大学を卒業したエンジニアの中国人1人と、フィリピン人2人の合わせて3人を、首都マニラで17日に逮捕したと発表しました。
中国人らが乗用車に取り付けた高度な通信機器を使って、フィリピンの軍事基地などに関するデータを違法に収集。国家安全保障上の脅威となるスパイ活動を行った疑いがあるとしています。
南シナ海の領有権をめぐり中国と対立するフィリピンは、国内にある複数の軍事基地でアメリカ軍の使用を認める協定を結んでいますが、現地メディアによりますと、この協定の対象となる基地も標的に含まれていた可能性があるということです。
収集されたデータは、中国にリアルタイムで送信されていたとみられ、フィリピン当局は「中国政府の関与についても調べている」としています。
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