◆「家飲み」需要も直撃……
帝国データバンクによりますと、今年値上げとなる品目は累計2万以上。このうち、約3分の1の6500品目以上が10月に集中しています。食品の値上げによる1世帯あたりの家計負担額は、1か月あたり平均5730円、年間だと6万8760円も増えると試算しています。
そんな中、秋の値上げは、コロナ禍で定着した「家飲み需要」も直撃です。
RKB坂本くるみ「福岡市西区にあるメガ・ドンキホーテでは、値上げ前の駆け込み需要に備えて、今月中旬からお酒の特設コーナーを設けているということです」

原材料の高騰などを理由に、ビールの大手4社が10月から軒並み値上げします。缶ビールの値上げは実に約14年ぶり。アサヒビールやサントリーは、ビールやチューハイなど店頭想定価格で6~10%引き上げる予定で、ビール1ケースで250~400円程度も変わってきます。
買い物客「さっき値上げって聞いて、買いに来ました。止めればいいんでしょうけど、中々止められないから痛いです」「1週間前にも来ました。上がったら1日2本に減らしてもらいます」
メガ・ドンキホーテ福重店 小野寺裕也さん「先々週ごろから若干

、ビールを買う人が増えていて、昨年から1~2割増えている状況です。前回の増税時から、ある程度の需要が今回も見込めると思ったので、品切れにならないよう特設コーナーを作りました」














