20日、北海道小樽市で、走行中のごみ収集車から左後ろのタイヤ2本が脱落しました。巻き込まれた人や車はなく、けが人はいません。

20日午後2時半ごろ、小樽市春香町の国道5号線を走行していたごみ収集車からタイヤが脱落し、目撃した人から「パッカー車のタイヤが外れて止まっていた」と警察に通報がありました。

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タイヤは去年10月に所有会社が交換

 警察によりますと、脱落したタイヤは、ごみ収集車の左後ろのダブルタイヤと呼ばれる2本で、脱落したタイヤに巻き込まれた人や車はなく、けが人はいません。

警察が到着時、脱落したタイヤは、ごみ収集車のそばにあったということです。

当時、ごみ収集車には職員2人が乗っていて、警察の聴き取りに対し「タイヤが外れてガタンとなって初めて気がついた」と話しているということです。

運転手は、衝撃があったあと後、すぐにブレーキを踏み、70メートルほど走って停止したということです。

タイヤは、去年10月にごみ収集車を所有する会社が交換したものでした。

定期的な点検を呼びかけている小樽警察署

 警察は、車両の定期的な点検や、ナットの増し締めなどを呼びかけています。

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