オリックスの川瀬堅斗は育成4年目となった昨シーズン、2軍での成長が評価され、7月に支配下登録。秋から1軍で8試合に登板しました。

弟・堅斗:
「変化球だけは良かったなと思う。初めての1軍だったんでいろんな課題も出てきたので今年につながるようなシーズンでした」

去年9月、兄弟は1軍の舞台で初めて対戦しました。家族も現地で観戦する中、弟・堅斗は140キロ中盤のストレートに120キロ台のカーブやチェンジアップを交え、2ボール2ストライクと追い込みました。5球目は内角低めのストレート。兄・晃は詰まらされてセカンドゴロ。去年は3打席対決がありましたが、すべて堅斗投手が打ち取りました。

弟・堅斗:
「ちょっとニヤけたというか、今から兄弟対決するんかと思った」

結果はセカンドゴロ。去年は3打席対決し、弟・堅斗が打ち取りました。

川瀬晃:
「振り返りたくないですよね。3打席抑えられているんで。すごく良い配球をしていたので、このカウントでこんな球投げるんだと思いましたし、本気で戦いに来ているなとすごく肌で感じましたね」

弟・堅斗:
「全球ストレートとか考えてなかったし、もう変化球投げてもいいしと思ってとにかく打たれないように投げていましたね」