宮崎県が日向市細島港の白浜地区で整備を進めている国際物流ターミナルの16号岸壁の利用が20日から始まりました。

日向市細島港の国際物流ターミナルは木材の取扱量の増加に対応するため、県が整備を進めているもので、20日から16号岸壁の国内向けの利用が始まりました。

県北部港湾事務所によりますと、16号岸壁の整備は、2020年3月に事業化し、一部を埋め立てるなどして、8324平方メートルを整備。

総事業費は69億円で、水深10メートル、延長170メートル、積み荷の重量が最大1万2000トンの貨物船に対応します。

(宮崎県北部港湾事務所 黒木健志総務課長)
「利便性も向上いたしますので、原木のさらなる取り扱い量の増加、これらが期待できると考えております」

16号岸壁は、今後、国の法的な手続きが整い次第、海外向けの利用も始まるということです。