試合後の声

▼橋川和晃監督
 選手たちは雪の影響がある中で、自分たちがやることをしっかりやって、いい準備をしてくれたと思う。またいろいろな方々に助けてもらって、その思いをピッチまで信念をもって挑んでくれたなと思っている。
 本当に今年は「本気でタイトルに挑む」ということを言っている中で、この3強の壁をひとつ越えて、また決勝で大きな壁が来ると思うので、みんなでしっかり挑んでいきたいなと思っている。

殊勲のPKストップ! GK平尾知佳選手

▼GK平尾知佳選手
 監督からは「70分までは絶対失点はするな」と言われていたが、早い時間で失点をしてしまった。ただ90分で同点に行けたのはチームとしてすごく良かった。
 本当は延長で得点を決められれば良かったがPK戦に行ったら自分が止められるという自信はあったので、体を張ってみんなが守ってくれて0に抑えられたのは良かった。PK戦になるまで陣地が変わったりしたが、コースを読めれば止められる自信はあった。
 去年、カップ戦(WEリーグ杯)の決勝で悔しい思いをした。この1年、みんなが悔しい思いをしながらやってきたので、タイトルは違うが、『新潟にタイトルを』というのを掲げているので、決勝でも楽しんで優勝できるように頑張りたい。

新潟初ゴールのMF富岡千宙選手(左から2人目)

▼MF富岡千宙選手
 90分+延長という長い戦いになったが、限られた環境の中で準備してきたことを、スタッフも含めて選手全員で体現できたことがうれしかった。
 (得点のシーンについて)もうワンプレイしかないという中で、知佳さん(GK平尾選手)も上がってきて。知佳さんが思い切って飛び込んで、つぶれてくれたおかげで自分の前にちょっとスペースができて。そこに本当に運良く転がってきたので、シュートをコロコロだったんですけど、アルビでの初ゴールをこういう舞台で決めたというのはすごくうれしかった。けがが多くて、あまりチームに貢献できていなかったと感じていたので、ちょっとですけど貢献できたなというのを感じられてうれしかった。
 サポーターの皆さんもタイトルをすごく望まれていると思うので、その期待に応えるとともに、きょうもずっと応援してくれて、背中を押してくれたので、自分たちも頑張ることができた。また共に戦ってほしい。

(画像提供:アルビレックス新潟レディース)