去年1月、4年ぶりに再開した福島空港と台湾を結ぶ定期チャーター便は、16日で就航から1年が経ちました。
福島県内の宿泊施設を利用した海外からの観光客は、去年は11月までに23万8000人あまりになっていて、すでにこれまでで最も多かったおととしを上回っています。このうち、国別では台湾が最も多く、半数を超える12万6000人あまりを占めています。

こうした中、去年1月に就航した週2往復の台湾チャーター便は、去年11月までにのべ2万7000人を超える人が利用しています。搭乗率は、台湾の地震で一時落ち込みましたが、去年7月に導入した台湾便利用客へ1人1万円の補助が出たこともあり、8~11月は搭乗率が上がりました。

このチャーター便の定期便化には、今後この高い搭乗率を維持できるか、そして、需要に差がある福島から台湾へ行く便の搭乗率を上げることが求められます。
タイガーエアの定期便は、すでに隣県の仙台空港と茨城空港で就航にしていて、定期便化には高いハードルがあります。観光地や食の魅力だけでなく、リピート率が高いゴルフやスキーなどスポーツなどの魅力も発信して搭乗率の底上げにつなげ、さらなる魅力の発信で将来の定期便化を目指すとしています。















