いま歴史的な価格高騰が続いているのがキャベツです。岡山市内のスーパーでも例年と比べ倍以上の価格で販売されています。消費者、そしてキャベツを扱う飲食店からは悲鳴が上がっています。

庶民の力強い味方だったキャベツが歴史的な価格高騰

(和泉砂絵記者)
「ずらーっとさまざまな野菜が並んでいますが、ずば抜けて高いのはこちらのキャベツ。きょうは539円で販売されています」

「いつでも買えて、安い」と庶民の力強い味方だったキャベツ。今、歴史的な価格高騰が続いています。

(グランドマート津高店 岡本和恵さん)
「市場だと500円を超えていたりするので、ぎりぎり税抜きで499円つけざるを得ない。(例年と比べて)倍以上だと思います」

農林水産省の調べでは、今月6日から8日のキャベツの平均価格は実に平年の3.3倍。消費者からもため息が漏れ聞こえます。

(訪れた客)
「(キャベツって、最近買ってますか?)買ってないです。高いから。カット野菜みたいなので済ませています」
「気楽に使えるお野菜でしたけど、今や高級野菜」

価格高騰に伴い売れ行きにも影響が…

(グランドマート津高店 岡本和恵さん)
「(以前は)100玉とか200玉普通に売れていて、今はもう10玉売れるかどうかというところなので(Q1日に?)そうですね。10玉は今だと少し難しいかなと」

価格高騰の理由は?背景にあるのはキャベツの不作です。