去年1月、4年ぶりに再開した福島空港と台湾を結ぶ定期チャーター便は、16日で就航から1年が経ちました。台湾からの観光客にどこが人気なのでしょうか。
17日、福島空港に到着したツアーの一行が最初に向かったのは…。
末永万智アナウンサー「赤い鳥居がずらりと並んでいて圧巻です。この景色を求めて外国人観光客が多く訪れているということです。」

郡山市にある、高屋敷稲荷神社。300年以上の歴史があり、県の内外から参拝客が訪れますが、去年台湾便が就航したのを機に、台湾人観光客が増えました。この時期は、猪苗代など会津方面に雪を見に行くツアーが人気で、福島空港からの道中にあり、日本の文化を味わうことができるこの神社に立ち寄るツアーが増えています。
高屋敷稲荷神社・鈴木廣一宮司「台湾の方は赤が好きだということで、ここは朱の鳥居が立ち並んでいるので、その光景に魅かれているのかなと」
人気の理由は、参道にずらりと並ぶおよそ100基の鳥居。観光客たちは、鳥居の前で写真を撮り、圧巻の風景を楽しんでいました。

台湾からの観光客「(鳥居が)とてもすばらしいです。台湾では見たことがないので、素敵です」
台湾からの観光客「とても壮観です。(福島を)友達に紹介して来るように言う」
高屋敷稲荷神社・鈴木廣一宮司「観光客の方に日本の文化に触れていただけるいい機会。ありがたいことだと思う」
高屋敷稲荷神社には、他にもタイや欧米からも問い合わせがあり、今後は世界各国からの参拝客を見込んでいるということです。
