パリオリンピックで授与されたメダルの塗装が剥げ劣化したとして、100個以上が返却されていると地元メディアが報じました。IOC=国際オリンピック委員会は交換に応じるとしています。

地元メディアなどによりますと、パリオリンピックで授与されたメダルについて塗装が剥げたり黒ずんだりするなど劣化したとして、100個以上が選手から返却されたということです。

IOCは交換に応じるとしています。

パリオリンピックのメダルは、高級ブランド「ショーメ」によってデザインされ、パリ造幣局で製造されましたが、製造で使用された「ニス」の品質に問題があったと指摘されています。

今回の事態を受け、製造を担ったパリ造幣局の製作担当者ら3人が解任されたということです。