梱包された美術品は慎重にトラックから降ろされ、収蔵庫の前まで運び込まれます。そして、丁寧に箱から取り出され、破損や不具合がないかなどを職員が確認していました。
きょう搬入されたのは、およそ3億円で購入し、当時は賛否を含め大きな話題となったアンディ・ウォーホルの「ブリロの箱」。こちらは開館記念展でお披露目されたあと常設展示される予定です。
そして、1億1000万円で購入した江戸時代の絵師・伊藤若冲の墨画の傑作「花鳥魚図押絵貼屏風」。今年秋開催の展覧会で公開されます。
美術館では3月30日の開館に向け様々な盛り上げイベントを企画していて、前日に開かれるオープニングイベントでは、人気ダンスボーカルグループ「GENERATIONS」の片寄涼太さんが出演することも発表されています。
美術品の移転は今月中には終わる予定で、新たなアートの拠点誕生に日一日と期待が高まります。