1月15日は「小正月」です。青森県東通村では、伝統行事の「田植えもちつき踊り」が行われ、色鮮やかな着物姿の女性たちが集落を回りながら、2025年の五穀豊穣や家内安全を祈願しました。
県の無形民俗文化財に指定されている青森県東通村の「田植えもちつき踊り」は、村に200年以上前から伝わる小正月の伝統行事です。
このうち、小田野沢地区では、コロナ禍などを経て5年ぶりに踊りが披露され、鍵懸深山神社では、県内外からカメラマンが訪れる中、地区の婦人会の女性たちが、「田植え餅つき踊り」を奉納しました。
このあと女性たちは、集落の各家庭を回って踊りを披露し、今年1年の五穀豊穣や家内安全などを願っていました。
小田野沢婦人会 坂本寿子 会長
「東通村でも小正月に餅つき踊りをするところが少なくなってきて、婦人会も人数が少なくなってきたが、続けられるのは良いことだと思っているし、やれるまで頑張りたいなと思っています」
東通村の「田植えもちつき踊り」は、各地区ごとに16日まで行われます。














