きょうの日経平均株価はほぼ全面安の展開となり、先週末より716円安い、3万8474円で取引を終えています。一時、800円以上と大幅に値下がりする場面もありました。
アメリカのバイデン政権が、AI向けの先端半導体の新たな規制案を発表。これを受け、前日のニューヨーク市場でハイテク株が売られ、東京市場でも半導体関連株を中心に売り注文がふくらみました。
また、日銀の副総裁がきょう午前の講演で「利上げをするかどうか政策委員の間で議論し、判断したい」と述べたことから、来週の会合で追加の利上げに踏み切るのではとの観測が広まり、株価は下げ幅を広げました。
さらに、利上げ観測から日本の長期金利が一時13年9か月ぶりの高水準となったことも、企業の借り入れコストが増える懸念から株価の重荷となりました。
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