スマートフォンの普及などで後を絶たないサイバー犯罪への対応を強化するため、警察官が解析の技術を競う大会が福島県警本部で開かれました。
この大会は、インターネットを悪用したサイバー犯罪への対応力を強化し、捜査に生かすために開かれたもので県内8つの警察署や県警本部の捜査員20チームが参加しました。警察官は、2人1組になって、コンピューターの処理記録=ログデータを解析するほか、写真に映っているものを特定する情報収集能力などを競います。

警察によりますと、県内でサイバー犯罪に関する相談は去年3600件あまり寄せられ、その多くがフィッシングメールによるクレジットカードの不正利用や、SNSなどへの不正アクセスに関するものでした。また、サイバー犯罪での検挙は145件でした。
サイバー犯罪対策課・黒須英昭課長「特にみなさんのスマホにフィッシングメールが届いていることが多いと思います。メールの宛先が正しいかどうか、ここを判断することが一番大事なところになります」














