シンガーソングライターのさだまさしさんが、13日に石川県輪島市を訪れ、去年長崎県で開催されたチャリティコンサートの収益などを寄付するとともに、その歌声を被災者に届けました。

ジャパネットホールディングスは、去年10月、長崎市に完成したアリーナのこけら落としにあたり、さださんらとともに震災支援のチャリティコンサートを開催。輪島市の輪島中学校では、13日におよそ500人の市民を前に、コンサートの様子が上映されました。そして会場にはさださんがサプライズで登場。来場者を前に「いのちの理由」を熱唱しました。

さださんは「何度も心が折れたと思うが、日本中で応援している。折れきれないで明日に向かって頑張りましょうとエールを伝えにきた」と話していました。

また会場では、さださんとジャパネットホールディングスの高田旭人社長からコンサートの寄付金およそ2400万円が輪島市の坂口市長らに贈られました。