中学生から社会人までがふるさとのタスキをつなぐ全国都道府県対抗女子駅伝がきのう(12日)、京都市で行われ、岡山は7位と7年ぶりの入賞を果たしました。

(号砲)「バーン」

女子駅伝ナンバー1都道府県の座をかけて、各世代のトップランナーたちが京都に集いました。

入賞を目指す岡山は、1区で前回の入賞メンバーだった天満屋・松下菜摘選手が先頭争いに食らいつき、9位と流れを作ります。3区では全国中学校駅伝を連覇した京山中の石原万結選手が7人を抜いて、順位を4位に押し上げます。

(3区・石原万結選手(京山中))
「1,2区の選手たちが、凄い前の順位で持って来てくれたので、1つでも上の順位で渡したいという気持ちで走りました」

その後、高校生3人がタスキをつなぎ、順位は落とすものの、10位で8区京山中・南和奏選手につなぎます。南選手は区間3位の快走をみせ、7位でアンカーの天満屋・西村美月選手に。

西村選手は、最長区間で各都道府県のエースが集う中、7位でフィニッシュ。

(9区・西村美月選手(天満屋))
「あー、よかった、よかった」

ー走り終えた感想は?

(9区・西村美月選手(天満屋))
「入賞できてよかったです」

(1区・松下菜摘選手(天満屋))
「心強い後輩がいたので、自分も楽しく走ろうかなと思って」

(2区・土屋舞琴選手(立命館大))
「まだ力不足だなというところは感じたので、来年もし呼んでいただけたら、もっと貢献できるようにがんばりたいなって」

(5区・南條愛歩選手(倉敷高))
「絶対に抜かれたくないという一心で走って、無我夢中だったんですけど、短い4キロだったなと思いました」

(7区・柴田菜那選手(岡山操山高))
「たくさんの人に抜かれて悔しかったんですけど、初めての舞台で走れて楽しかったです」

(8区・南和奏選手(京山中))
「区間3位で走れて、ラストも気持ちよく上がれたのでよかったです」

(山口衛里監督(天満屋))
「平均年齢も低い中で若いパワーというのが、この駅伝チームの良さだったのかなと思います」

若い力が躍動し果たした7年ぶりの入賞。強豪県・岡山の復活を感じさせる大会となりました。