山口労働局によると、県内に本社を置く企業などで雇われている障害者の数は、去年6月1日時点で4911.5人で、前の年から84人増えました。統計を取り始めた1977年からでは過去最多です。
「障害者雇用促進法」では、民間企業では2.5パーセントなど、一定割合の障害者を雇うことを義務づけています。今年の民間企業での雇用率は2.77パーセントで、特に「サービス業など」「医療・福祉業」で高い割合となっています。
山口労働局は、法定雇用率の引き上げや、企業の理解が進んできていることが背景にあると見ています。